筑波大学との共同研究により、
選手の潜在ニーズを明らかにし、プレーヤーズファーストを念頭に開発
選手が良好な環境で日々トレーニングや試合に臨めるよう、選手が重視するプレー要素と人工芝の性能・力学特性との相関関係を明らかにするために行った住友ゴムと筑波大学との共同研究結果を用い、プレーヤーズファーストのコンセプトで開発された第一弾商品がハイブリッドターフREXです。
フィールド総合評価へ寄与する「ショートパスのしやすさ」に着目
筑波大学との共同研究では47フィールドを対象に、合計1,973人の選手によるプレー性に関する8項目を7段階で評価する調査※を実施した結果、フィールド総合評価に最も寄与するプレー項目は「ショートパスのしやすさ」であることが明らかになりました。
※2024年関東大学サッカーリーグ戦1部~3部所属の36大学、前期11節分に45分以上出場した選手を対象に筑波大学との共同調査(調査期間:2024年3月23日~2024年7月21日)

「ショートパスのしやすさ」はヤーンの剛性と関係
プレーに影響を及ぼす人工芝の力学特性を調査した結果、「ショートパスのしやすさ」には、ヤーンの剛性が関係していることがわかりました。本製品ではヤーン剛性の高さを保持し、ヤーン本数にも工夫を加え、更なる向上を目指しました。

開発背景
関東大学サッカーリーグでは現在9割以上の試合※が人工芝フィールドで開催されています。人工芝フィールドは種類や品質などによってフィールドのコンディションに差が生じるため、選手の身体的負荷増加やプレー性能のばらつきといった課題があり、スポーツ科学の知見を有する筑波大学と共同で、人工芝フィールドのどの性能が選手の使用感に影響を与えるかを明らかにする研究に取り組んでいます。
※2024年開催の関東大学サッカーリーグ1部~3部全396試合を対象
その他 商品特長
- 高耐久かつ、天然芝に近い緑濃淡色を表現したヤーン
- 温度抑制機能を保持したヤーン


